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そう。 あれは、牛だった。 完全にね。
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今日は僕も参加していた「信楽まちなか芸術祭」の最終日だった。
ので、お世話になった人への挨拶がてら野外で行われたクロージングパーティーにも参加してきた。

今では5時半には日が暮れ始め、数十分で夜が始まる。
でも、それは太陽の都合だった。
空には小さな星がか細く光る中、しばらくすると山の陰から
シフトに遅れたバイト君のようにこっそり満月が顔を出して来た。

月「あれ?いや、僕6時から出したよね?」
星「最近太陽の野郎彼女出来たらしくて、すぐ帰りやがるんだよ。」
月「いやいやいや、それはあいつの勝手な都合でしょ!」
星「いやぁ、そこは気持ちをくんでくれないか?
  あいつ夏は14時間出勤なんだからさ。明日30分前に来てくれ」
月「うちもウサギの奴が準備遅いんですよねぇ。まぁ頑張りますけど」
星「悪いね、今度団子差し入れしとくから」

月夜に照らされて、宴は盛り上がっている。
ドラム缶のような容器に火を焼べ、屋台に人は群がり、
ステージには特別ゲストの黒人シンガーが陽気に「上を向いて歩こう」を歌っている。

次第にテンションもあがり、ステージに集まりスピーカーの鼓動に合わせて
手拍子とステップが鳴り響いていた。

そこまで感情移入は出来ず、少し遠くの焚き火の近くから見ていたが素敵な風景だった。
寒空の下、焚き火の光を借りて、酒と音楽を楽しむ信楽の人々。
52日間にわたるアートイベントの最後を純粋に楽しんでいて
いつもは自粛している市役所役員の方々まで上着を脱いで踊っている。

僕の頭の中でなんとなく「満月の夕」の曲が流れた。

ライブの終了と共に、司会者的な方が空に注目と言った。



銀河鉄道999の曲と共に花火があがる。
今年の夏、いやここ数年花火を見ていなかったのですごくきれいに思えた。

曲が終わるとともに花火も終わり、
「これをもちまして、信楽まちなか芸術祭 無事終了ー!」
なんとも切れのいい終幕だった。

久々にいい休日を過ごしました。
多分明日になったら僕は普通に忘れているから
ここに書いておこう。
メモ帳としても使っていこうと思います。うん。

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