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そう。 あれは、牛だった。 完全にね。
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最近岡本太郎生誕100周年ドラマ「TAROの塔」が放送されていた。

正直言って僕は岡本太郎のことはよく知らない。
知っている事といえば太陽の塔と明日の神話ぐらい。

今回放映されていたドラマは、岡本太郎の幼少時代からのドキュメントドラマで
大阪万博の情景も描かれていた。
何を思い、何を表現したかったのか。
これを見て、岡本太郎のことが少しわかった気がする。

「芸術は爆発だ」
「芸術は不快でなくてはならない」
「なんだこれは、醜悪だ。それが美しい。キレイとは正反対だ。」

数々の言葉を残したが、いまいち僕には理解できない。
今の僕にはまだその言葉が作品を通じて感じる事が出来ていない。
好みもあるのだろうけど

ただ太陽の塔はかっこいいと感じる。
なにがと言われたら、自分でもよくわからないがなんとなく。
家にもミニチュアがある。

この前、最近やたら登場してくるボサールの大学時代の先輩方と飲むきっかけがあった。
とても楽しかった。
作家活動をしている人やカメラ、平面。
様々なジャンルで頑張っている人達としゃべるのは、いい刺激になる。

その中でも特に印象に残っている人がいた。
イギリスに単身で行き、オーダーの靴を勉強しに行った女性。
行動力もさる事ながら、言葉ひとつひとつが個性的な人だった。

最終的に僕の家に移り、朝方まで話をしていたのだが突然この女性が困惑しはじめた。
なにかと思ったら、僕の部屋に置いてある太陽の塔を隠して欲しいと言われた。
気味が悪いとかではないが、太陽の塔を直視出来ないらしい。
その人の感覚が拒否しているようだった。
最初はなんか変わった人だと思ったが、あとあと考えると
この人が一番岡本太郎を感じ取っているのではないかと思ってしまった。

「芸術とは不快であり、美しい」

それを無意識に感じ取っているようで。
だとしたら僕はまだミーハーな気持ちでしか岡本太郎の作品を
見れていないのかもしれない。


岡本太郎 「男に生まれた以上、世界中の女の男であるべきだ!」

僕    「はい!」

岡本太郎 「自分の中にどうしても譲れないものがある。
      それを守ろうとするから弱くなる。
      そんなもの、ぶち壊してしまえ!」

僕    「はい!!」

岡本太郎 「人生はキミ自身が決意し、貫くしかないんだよ!

僕    「はい!!!」

岡本太郎 「芸術が爆発だぁ!!!」

僕    「それだけよくわからないんよなぁ。」
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